介護事業者 過去最多の倒産数

東京商工リサーチさんが、2022年の介護事業者の倒産件数を発表しました。

コロナ禍と物価高で急増 「介護事業者」倒産は過去最多の143件、前年比1.7倍増~ 2022年「老人福祉・介護事業」の倒産状況 ~|㈱東京商工リサーチ

https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20230111_1.html

東京商工リサーチが調査を開始してから過去最多の倒産件数とのことです。

介護報酬改定、コスト増加、人員不足などが倒産数増加の要因のようです。

特に小規模事業者は採算が悪い施設も多いと聞きます。また、業界全体としても赤字の法人の割合がとても多いです。

今後、経営改善が出来ない介護施設は倒産や、M&Aで買収されるといった業界再編の動きがさらに加速していくものと推測されます。

まだ、措置制度時代の名残りで、経営改善が進んでいない事業者も多いと思いますので、そろそろ本気で事業の在り方を見直す時期に来ているのかと思います。

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