個人確定申告における課税売上の集計

 そろそろ確定申告シーズンが始まりますね。
 中には、消費税申告が必要な事業者さんもいるかと思います。

 消費税申告の際には、課税売上を集計することが必要です。
 もちろん、事業所得や不動産所得、農業所得の損益計算書の売上、雑収入から金額を集計するでしょう。
 ですが、譲渡所得や雑所得からも課税売上の集計を忘れないようにしてください

 損益計算書から課税売上を集計して、それで終わりになっている申告書が多いです。
 事業に使っている固定資産、不動産を売却した際や、雑所得で何か業務の売上がある場合には、それらも課税売上になります
 それらの課税売上の集計が漏れていると、税務調査で指摘され、消費税の追徴課税が発生してしまいます。

 思わぬ課税を受けぬよう、消費税の集計は網羅的に行いましょう!

関連記事

  1. 無償賃貸の場合の社宅に係る仕入税額控除
  2. 色々な種類がある NISA(ニーサ)制度
  3. 同一生計親族に対する経費の支払い
  4. 暗号資産の税務で誤解の多いポイント
  5. 未払配当金に係る源泉所得税の納付時期
  6. 個人の確定申告の記帳
  7. 栃木県は全国最下位!インボイス登録はお済みでしょうか?
  8. 配偶者控除とひとり親控除の双方適用
PAGE TOP