相続税の検討にあたってまず初めにやること
財産を一定金額以上お持ちの方は、相続が発生した際に相続税がかかります。
自分が亡くなった後に相続人達に迷惑をかけないためにも、相続税の検討をしておこうという方が多いかと思います。
ネットを見ると、生前贈与をしておくと良い、生命保険に入っておくと非課税枠がある、不動産を買っておくと評価で得をする、など色々な方法が目に飛び込んできます。
たしかに、どれも正しいことを言っているのですが、全員に当てはまる方法かと言うと、そうではないです。
なぜかといえば、その人の財産の規模によって、最適な方法が変わってくるからです。
財産3,000万円と、財産3億円の人では、大きく状況が変わってきます。
一律に、この方法が良いということは言えないはずなのです。
では、相続税の検討にあたってまず何をすればよいかと言うと、自身の現状分析です。
・現時点で自分はいくらの財産を持っているのか。
・相続人は何人いるのか。
・その結果、現状で相続税はいくら発生するのか。
これらをまずは把握することです。
今は書店でも相続税の書籍は数多く販売されているため、自分でも簡単に試算することが可能です。
不動産は少し評価が難しいですが、固定資産税の課税明細があれば大体の傾向は掴めます。
現状評価をした結果、自分は相続税がかからない規模の財産かもしれません。
そうしたら、相続に対して怯える必要はありません。
相続税がかかるような規模の財産でしたら、税理士に相談してみましょう。
財産規模に応じた、色々な方法を提案してくれると思います。
相続税の検討はまずは現状分析。ここから始めていただければよいかと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【岸大路公認会計士事務所】
〒320-0065
栃木県宇都宮市駒生町1675番地8
TEL:028-652-3981
FAX:028-652-3907
※営業時間 9:00~17:30(土、日、祝日を除く)
mail:kishi-kaikei@lake.ocn.ne.jp
URL:https://hirocpa.com/
対応エリア:
栃木県(宇都宮、鹿沼、日光、栃木、さくら市 など)、群馬県(高崎市、前橋市、伊勢崎市、太田市 など)、茨城県、埼玉県、東京都
取り扱い業務:
税務顧問、決算申告、記帳、相続、資産税、監査、M&A